旅人ひとり

ひとり旅のノウハウを体験談で伝えるブログ

【田代島】小さい島での長時間滞在は厳しい


お久しぶりです。旅人ひとりのユウジです。

昨年12月に訪れた田代島。
猫はそれなりにいましたが、長時間滞在は厳しいです。

田代島の便数は少ない

いつ行ったんだっけ?と思ったら12月29日でした。
記憶がほぼなくなりつつありますが頑張って書きます。

仙台駅から石巻駅へ移動し、さらにそこから徒歩20分ぐらいで
石巻中央発着所にたどり着きます。


イメージと全然違う船着き場。
マンションみたいな作りをしていて驚きました。
接触型の体温計で32度というありえない検温結果が出ましたが、
船に乗せてもらえました。



船の名前はシーキャット号。
鳥のウミネコかと思ったら全然違う。
あろスペルだと、イギリスで開発された個艦防空ミサイルを意味します。


こちらが冬のダイヤ。
日帰りできる便は2往復分しかありません。
最低でも4時間は島に滞在する必要があるので、短時間滞在は不可能です。


ザックリした観光マップ。

(これだけの観光スポットで4時間も過ごさないといけないのか。。。)

この嫌な予感は当たるのでした。

何もないうえに臨時休業だらけ・・・

乗船して約50分で仁斗田港に到着しました。


なんてコンパクトな待合所でしょう。
自販機はなくベンチだけという、外観の割には武骨な設備です。


港から道なりに数分歩いていくと


とってもわかりやすい島内マップがあります。
手書き看板があるからお店に行けると思うでしょ?
でも、年末だってことを忘れてはいけない。


さて、猫の島とは呼ばれているけど季節は冬。
日差しも少ない状態で猫と出会うことはできるでしょうか?

いた!



いた!!


いた!!!


街中で出会う野良猫とは比べものにならないくらいの頻度で猫とエンカウントします。
あとはナデナデさせてくれれば来たかいがあるんだけど、どっか行っちゃいます。


焦っても仕方ないので、オリジナルグッズを売ってるクロネコ堂に行きます。


あら、かわいい猫ちゃん。


って、お店やってないじゃん!


隣接している資料館にも人の気配を感じません。
こりゃ終日営業しないパターンですね。。。


仕方がないので、ちょっとした山道を登ります。


オシャレな建屋を発見。


えっ!お風呂にレンタルサイクルだって!
最高じゃねーか!!!

やってないんかい!!!!!


4月下旬になるまでは閉館、ってことは他の施設も絶望的じゃないか。



かわいい建物。



途方に暮れながら景色を撮影しています。


こちらもやってない。
訪問時間が早いからではなく、終日やってなかったと記憶してます。




道中で再び猫とエンカウント。
しばらく歩くとこちらの施設にたどり着きました。


島の駅ということもあって、猫の集合具合も凄まじいです。
同じ模様の猫が多いですね。


自販機の料金は街中と同じ価格。
観光地価格でないことに好感が持てます。


防火用のバケツで水を飲む猫がいい味出してる。
ここにいる猫は人に慣れていることもあって、何匹かお触りすることができました。


人生と書かれた石碑の前を歩く猫。
いろいろ考えさせられます。

道の駅でのんびりしようと思いましたが、
近くにいたカップル気遣って島のえきを去ることにしました。


こちらは猫神様猫神社。
もう少し、お掃除してもいいんじゃないかな。。。


田代島のもう1つの港である大泊。
なんにもない。。。。。


とってもシンプルな避難場所案内図。


石段がすごい神社があるくらいで見どころはなし。
祟り遭遇しそうな気がした参拝は控えました。


まだ2時間ぐらい残ってる。。。
仕方ないので仁斗田港まで歩きます。



すげー疲れた。ほんと疲れた。。石巻に戻りたい。。。


港から見えた田代食堂に向かいました。


フードメニューの品揃えが寂しいですが、お腹が空いたからOK。


はい、やっぱり休業していました。
結局、どこのお店に立ち寄ることなく
武骨な待合所で1時間を過ごして船を待っていたのでした。

施設が休業時期に行くことはお勧めしない

猫の島と言われるだけあって、猫とたくさん遭遇できました。
ただ、田代島は観光地化されていない素朴な島なので長時間滞在は厳しいです。
さらに施設が休業している冬の時期となるとなおさらです。
田代島に行くなら春から夏にかけての時期行くようにしましょう。


それではまた!