こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
国と東京都の意向をガン無視して、東京散歩してきました。
散歩したのは豪徳寺と松陰神社です。
ガイドブックのルートを歩いてみた
2021年5月1日(土)
国と東京都がGW中の不要不急の外出を止めるようお願いしていますが、
単なる自己保身と責任逃れで言ってるとしか思えなかったので無視しました。
単独行動で密を防いでいる(結果的にね)私には関係ありません。
とは言うものの、流石に宿泊を伴うような旅行はしません。
今回は家の本棚で眠っていた『歩く地図 東京近郊散歩 2018-2019』の
豪徳寺と松陰神社のルートを散歩しました。
世田谷八幡宮
豪徳寺の最寄り駅は東急世田谷線の宮の坂駅というマニアックな場所です。
東京では珍しい路面電車タイプの路線です。
ちなみに今回の散歩から写真はGalaxy S20で撮影しています。
写真に写っている車両をみて江ノ電に似ているな思ったら、
東急世田谷線で利用していた車両が江ノ電へ譲渡されていたんですね。
勉強になります。
最初に向かったお散歩スポットは世田谷八幡宮です。
今から約九百数十年前、源義家によって建てられた神社だそうです。
境内には高良神社と厳島神社もあるそうです。
ややこしい。
とてもコンパクトな社殿。
全体的に小さな神社でしたが厳かな雰囲気があって清められた感じがします。
豪徳寺
続いて向かったのは豪徳寺です。
豪徳寺は招き猫発祥の地とされており、たくさんの招き猫が置かれています。
出だしからとてもいい感じな雰囲気です。
豪徳寺には大老であった井伊直弼が眠っています。
開国派として日米修好通商条約に調印し、
強権をもって国内の反対勢力を粛清し(安政の大獄)、
それらの反動を受けて暗殺される(桜田門外の変)という色々あった人です。
さて、いよいよたくさんの招き猫とご対面だ!
えぇっ!入れないの!!!
まさかの『令和の大獄』に合うとは思いませんでした。
私と同じ目にあった方も何人かいて残念そうにしていました。
招き猫がなかったらこんなとこ来ねーよ
ただ、とても歴史館を感じることができたので良かったです。
勝光院
メインディッシュを取り上げられてしまいましたが、
気を取り直して勝光院へ向かいました。
世田谷地域を支配していた吉良氏の菩提寺で、緑がきれいなお寺だそうです。
世田谷八幡宮と同じくとてもコンパクトでしたが、
しっかりと手入れされている木々と竹林が美しかったです。
長居できるほど広くはないので次のスポットへ移動しました。
松蔭神社
『歩く地図 東京近郊散歩 2018-2019』では世田谷代官屋敷が紹介されていますが、
グッとくるものがなかったので写真は撮りませんでした。
さて、歩き始めてそれなりに時間が立ったので喉が乾いた。
ちょうど100円自販機があったのでドリンクを買うことにしました。
すげー胡散臭せぇ…
東南アジアで売ってそうな砂糖入り緑茶の雰囲気ですが、
東大阪の会社が作ったお茶でした。
こんなパッケージだから100円自販機行きになったんだろうな。
松陰神社への道中には味のある商店街が続いています。
オシャレかつ絶対美味しいに違いないお店。
豆を扱っているお店なのに栗きんとん味が気になります。
招き猫のイラストがかわいい食堂。
食べログの評価は厳し目ですが、美味しいお店だと信じてます。
ここで昼食を食べてもよかったのですが、混雑してたので松陰神社へ向かいました。
説明書きはすべて「松陰先生」と書かれていました。
尊敬しているのはわかりますが、こういう書き方は個人的には嫌いです。
吉田松陰の銅像です。
身分に関係なく様々な人を入塾させ、1年程度しか指導していなかったのにも関わらず
伊藤博文や高杉晋作などの門下生を輩出した偉人です。
社殿はシンプルですがどこか気高い感じがします。
境内には松下村塾を再現した建屋があります。
歴史好きにはたまらないお散歩を楽しんだのでした。
GW中は遠出しない代わりに何度かお出かけしようと思います。
次回の更新をお楽しみに。