旅人ひとり

ひとり旅のノウハウを体験談で伝えるブログ

【タイ】どこでも英語表記があると思ってはいけない


こんにちは。旅人ひとりのユウジです。

観光立国として発展しているタイ。
でも、中心地から外れると外国人にはハードモードに感じます。

バス乗り場はどこなんだ!?

2022年10月5日(水)
海外旅行に行っていなかった間、タイのBTS(スカイトレイン)の路線網が拡大しました。
そのおかげか、過去のガイドブックには掲載されていなかった観光スポットをよく目にするようになりました。
今回はその中のひとつであるエラワンミュージアムへ行きます。

タイ観光庁の情報を基に移動開始。
お役所提供の情報なんだから迷うことなんてないでしょう。


エラワンミュージアムの最寄り駅はチャーンエラワン駅(E17)。
ここまで来るとバンコクではなく、隣のサムットプラカーン県エリアになります。

観光庁のサイトによると2番出口に送迎バスがあるそうです。
さてさて、行ってみましょうかね。


バス乗り場らしきものが全然見当たらないんですけど…


タイは左側交通だから2番出口が正しいような気がするけど、それっぽいものが見当たりません。
厳密にはバス乗り場らしきものはあるのですが、タイ語だからわからない。
勢いで乗ってしまうのも手でしたが、こちらのサイトを見たらさらに不安が。


送迎バスは1番出口にある…だと???


情報が錯綜しているのでバス乗り場を探すのは諦めて歩くことにします。
ネットサイトに振り回されるのは嫌なのでGoogleマップの経路を頼ります。


えらい遠回りだな。。。
でも、このマップを信じて歩きます。

疲れた!でも行ってよかった!

ローカル感満載の裏道を通ってエラワンミュージアムを目指します。
ちなみに道中で観光客らしき人は見かけませんでした。

もしかして、徒歩で行く場所じゃないのだろうか。。。


かわいいワンちゃん。


って、背中どうした!?


タイ人なりの愛情表現なのか、それともいたずらなのか。
確認しようがないのでスルーしました。


ヤンキーが出てきてもおかしくない道。
バス会社の駐車場もあるようで、大型バスが頻繁に行きかっていました。
ただでさえ心細いのに、土砂降りの雨も降ってきて最悪でしたが、無事エラワンミュージアムに到着しました。


大人入場料 400バーツ(約1,540円)

なかなかいい値段するなと思いましたが、手ぶらで帰るわけにはいかないので払いました。
ちなみに12年前は150バーツだったそうです。
日本だけがデフレしているのを実感しますね。。。


きっと「10大見物スポット」みたいなことが書いてあるのでしょう。
英語表記なんて言う甘やかしは存在しません。


でけぇー!!!


それ以外言いようがないくらいのド迫力です。
3つの頭をもつ巨大な象はヒンドゥー教の神の乗り物とされるエラワンです。
仏教関連と思ったら違うんですね。


エラワンに敬意を表しているのかな?
なんだか微笑ましい。

エラワンミュージアムは巨大な像も有名ですが、ステンドグラスが美しいことでも知られています。
さて、どんな感じかな?


想像以上に素敵でした!

華僑であるレック・ウィリヤパン氏がオーナーで、仏教・キリスト教ヒンドゥー教などの様式美が結集させているそうです。
だから唯一無二の美しさなんですね。


仏教徒から見たら邪道なのかもしれませんが、美術としては素晴らしいです。
宗教というものに対して日本人は懐疑的なところがありますが、文化や芸術を発展させた要素もあるのでポジティブに評価すべきところもあると再認識しました。

美しいものを見終わった、バンコク市内へ戻ったのでした。

時間に余裕がない人はオプショナルツアーを利用しよう

エラワンミュージアムへ辿り着くのに結構な遠回りをしてしまいました。
バンコク市内と違って栄えている場所はないので、時間に余裕がなかったらイライラしていたかもしれません。
市街地ではない場所は交通手段が限られてしまうので、滞在期間が短い方はオプショナルツアーを使うようにしましょう。


それではまた!