こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
北海道に新しくできたアイヌの博物館「ウポポイ」。
行くのはコロナが去った後のほうがいいかもしれません。
新千歳空港から白老まで43分
新千歳空港での腹ごしらえと暇つぶしも済んだので、
ウポポイがある白老駅へ向かいます。
乗車券+特急券で1,940円。
一度、南千歳で降りてから特急電車に乗る形となります。
南千歳駅のプラットフォーム上にある駅弁屋さん。
昭和レトロな感じがいい味を出してます。
観光用に植えたと思われる白樺の木。
ちなみにシラカバではなく、正しくはシラカンバと呼ぶんですよ。
こちらは待合室。
都内では考えられないほどの広さで羨ましいです。
特急電車の車両にもウポポイの広告があります。
ちなみにウポポイ内にコインロッカーがあるそうなので、
旅行の荷物を全部持って向かったのですが・・・
コインロッカーが使えない!?
電車に揺られること43分、白老駅に到着。
駅には新しい連絡通路と取り壊し中の連絡通路がありました。
ウポポイ完成に合わせて作ったんでしょうね。
ウポポイのある出口へ行くと、スタッフさんが待ち伏せ。
ウポポイと白老町の旅行ガイドを配ってました。
白老町には魅力的な観光地があるようですが、
公共交通機関が皆無に等しいので、
レンタカーがないと観光は非常に難しいと思います。
ウポポイは白老駅北口から徒歩10分ぐらいの場所にあります。
北口側は商業施設はほとんど見られないので、
前を歩く親子連れもウポポイへ向かっています。
道中には看板もあるので、道に迷うことはないと思います。
ウポポイに到着しました。
入場料は1,200円。
ここで注意事項が1点。
入場料は現地支払でも問題ありませんが、
博物館への入館はネットで事前予約しないと入れません。
サイトに書いてあるので注意してください。
アイヌのお家があったり。
大きな湖もあって雰囲気がよいのですが、
旅行の荷物を全て持っているので重たくて仕方がありません。
(コインロッカーがあるって書いてあったのに、
見当たらないのはなぜなんだろう???)
スマホでサイトへアクセスしたら衝撃的なお知らせが。
いやっ、ふざけんなよ。
これの何が腹が立つかというと、
この画面を下スクロールするとコインロッカーの利用案内が
普通に書いてあるんです。
Webサイトぐらいお役所仕事じゃなくて、
ちゃんとした情報を掲載しろって話ですよ、まったく。
アイヌ楽器を紹介する催し物は、
スタッフのサービス精神が全く感じられないし。
マグカップも信じられないほど高いし。
レトルト食品も800円前後もしてイケてません。
博物館に入る前に、アイヌの歴史の映像を見たのですが、
子供向けにしたいのか、大人向けにしたいのか、
外国人でもわかるようにしたいのかはっきりしない内容でした。
何もかもが中途半端でチグハグ感が強いです。
ウポポイに来たのは失敗だったかなと思ったら、
日が差してきました。
これは何かの転機になるのかな?
ゴールデンカムイ感が強くなったので、
テンションが上ってきました。
飾り物をつけているヒグマ。
ある程度大きくなったら、神様へお返し(要は生贄)します。
アシリパさんが身につけたようなものが
多数展示されていました。
もっとゴールデンカムイとコラボすると、
よりアイヌ文化に興味を持つ人が増えると思います。
ポテンシャルがある施設なのに活かしきれていない。
なんだかとても残念な場所だなと思いながら、
ウポポイを後にしたのでした。
ウポポイはコロナ解消後に期待
ディスる内容が多いと感じられた方と多いと思いますが、
これでも大分抑えておりまして、
納得がいかない、もっと改善できるはずだと
現地にいながら強く感じてしまいました。
施設の方には高い志を掲げることと、
実際にできることとの差を意識して、
アイヌ文化を紹介するよう改めていただきたいです。
ウポポイはスタートアップして間もないですので、
時の経過でよくなることを期待します。
今回の記事が少しでも参考になるとうれしいです。