こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
密とは無縁のひとり散歩。
今回は東京ジャーミイを見学しました。
見学前に腹ごしらえ
2021年5月23日(日)
例年よりも早く梅雨を迎えている日本列島。
雨続きだった東京ですが、この日はとても気持ちのよい晴れ。
せっかくなので、散髪した後にお出かけすることにしました。
私は東京都民なので、東京のご当地料理はいつでも食べられる。
代わりにこちらの本を利用して世界の料理を楽しむことにします。
今回は東京ジャーミイの最寄りである代々木上原駅にあるお店にしました。
アルゼンチンの屋台料理であるチョリパンを提供しているお店です。
カラフルな屋根にアルゼンチンの国旗の太陽。
行ったことありませんがアルゼンチンな感じがします。
はい、絶対に美味しいです。
十勝のポテトフライも食べたいけど、コロナ太りが酷いので我慢します。
インカ・コーラ 370円
ペルーで製造された黄色いコーラ。
カラメル色のコーラと違い、レモンのかき氷シロップにソーダ水といった感じです。
サルサチョリパン 970円
写真では伝わりづらいけどデカイ!
一口噛むとはみ出るぐらいのサルササラダとチョリソーが絶妙です。
日本在住の外国人にも人気のようで、何名かが来店していました。
東京ジャーミイ
美味しいチョリパンを食べられたのはよかったですが、大事なことに気が付きました。
イスラム教に豚肉は御法度じゃないかっ!!!
これからモスクへ行くというのに大失態をしています。
でもマスクをしているので、口からソーセージ臭はしないと信じます。
コロナ禍である意味よかった。
東京ジャーミイは日本最大のイスラム教寺院(モスク)です。
「ジャーミイ」とは、トルコ語で金曜礼拝を含む1日5回の礼拝が行われる大規模なモスクをあらわし、
「人の集まる場所」を意味するアラビア語を語源としているとのこと。
前身である東京回教学院が1938年に設立されているので、歴史が大変深い場所です。
東京ジャーミイへ入るのに特別な手続きは必要ありません。
建屋内にはスカーフをまとったイスラム教の方もいれば、日本人の一般参加者もいる状態。
良い意味で親しみやすい施設です。
礼拝堂へ向かう階段。青空が美しい。
イスラム教の神に歓迎されているのかと思いましたが、
私はチョリソー食ってたので絶対違うと考えを改めました。
2階にあるモスクに到着しました。
もうこの時点で美しい。
礼拝堂なので女性はスカーフの着用が必須です。
掲示板を見ると、礼拝だけでなく勉強会も開かれているようです。
そして、いよいよ礼拝堂の中へ入ります。
なんて美しいんだ!
とてもコンパクトなモスクなのですが、それを感じさせないほどの神々しさがあります。
陽がさすと全体的に暖かみのある雰囲気となります。
いろんな角度から撮影したい気持ちになりましたが、厳かな場所なので自重します。
入口入ってすぐに礼拝用のマットが売っています。
寄付箱に100円を入れることで購入することができます。
お祈りはしませんでしたが、少しでも利益になればと思い購入しました。
窓際にコーランと思われる書物が置かれていました。
開きたいけど、軽々しく触れて良いものではないので止めました。
モスク内の右側に小さな祭壇があります。
イマーム(指導者)が集団礼拝の際に説教を行う説教壇と呼ばれるものです。
じっくり眺めたい気持ちもありますが、
礼拝をする方の邪魔になるので早々に退室しました。
トルコ文化センター
同じ敷地内にトルコ文化センターが併設されています。
こちらはモスクではありません。
入ってすぐにきれいな絵皿が飾られています。
「キュタフヤ陶器」と呼ばれるもので、16世紀から17世紀にかけて
都市キュタフヤで作られたものがルーツとのことです。
こちらはトルコランプ。
中国から東南アジアに見られるランタンに似ているので、懐かしさを感じました。
トルコ文化センターにはハラルショップが存在します。
ハラルとはイスラムの教えで「許されている」という意味のアラビア語です。
イスラムの教えに則った方法で加工処理された肉。
国教がイスラム教である国々のインスタント食品、菓子類も置いてあります。
ひよこ豆率が高めです。
食料品だけでなく民芸品も取り扱っています。
なぜか10%OFFというラッキーデーに来店しています。
欲しい…欲しい……欲しい………
コロナのせいで吹き飛んだ2020年のトルコ旅行。
高額でもないし買ってしまおうかと思いましたが我慢しました。
買うなら絶対に現地で買うんだ!
こちらの商品は20%です。
イスラム教徒はともかく、日本人は家では飾らないでしょうね。
チャイで使われる道具も売っていました。
これで作ると味わいも変わるでしょうか?
神々しさと親しみやすさを兼ね備えた東京ジャーミイとトルコ文化センター。
新宿から数駅の場所にあるので足を運んでみてはいかでしょうか。
最後にオマケの写真掲載します。
デカイぬいぐるみ欲しい…欲しい……欲しい………
それではまた!