こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
旅行2日目&最終日は世界遺産巡り。
第一弾は炭鉱で名を馳せた軍艦島です。
軍艦島上陸ツアーに参加
2018年2月26日(月)
軍艦島は通称であり、正式な島の名前は端島(はしま)。
明治から昭和にかけて海底炭鉱によって栄え、
東京以上の人口密度を誇っていたこともあった場所。
日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅があり、
取り壊されることなく存在しています。
軍艦島へ上陸するにはツアー会社を利用する必要があります。
ツアー会社は5社ありますが、ネットで評判がよかった
軍艦島コンシェルジュを利用しました。
ツアー参加者には見学者証が渡されます。
軍艦島への上陸は厳しく管理されているので、
人数確認が終わってからフェリーが出港しました。
ちなみに冬の時期は海が大変荒れやすい時期、
前日は上陸ができなかったとのことです。
軍艦島が見えてきました。
本当に軍艦のように見えます。
軍艦島はとても小さな島ですが、多くの人が住んでいました。
三菱が島全体を管理していて、衣食住の施設だけでなく、
スナックやパチンコ屋さんまでありました。
お金はすべて三菱内で循環するうまい仕組みです。
無事、軍艦島に上陸!
前日は上陸中止となっていましたが、
観光当日は無事、軍艦島に上陸することができました!
まるで古代遺跡みたいだ。
閉山したのは1974年。
台風に晒されることもあり、
年数の割に廃墟具合が進んでいる印象です。
さぁ、島中を巡回するぞ!と思っていましたが、
ツアーするのは島の半分だけで、
マンションが連なっているエリアは散策できないとのこと。
写真奥の場所に行けると思ってたんだけどな。。。
こちらは炭鉱へ向かうエレベーターがあった場所。
炭鉱での仕事は過酷そのもので、
死者が出ることも珍しくはなかったとのこと。
(確か)炭鉱作業を終えた人が利用する風呂場があった場所。
作業員は炭鉱のすすだらけで地上へ上がって来たとのこと。
3Kの仕事であるけれど、高収入がもらえた炭鉱の仕事。
しかし石炭から石油へのエネルギー革命に抗えず、
島全体から人は去っていきました。
ツアー中は軍艦島コンシェルジュの方が
軍艦島の歴史から人々の生活について解説してくれます。
とても勉強になりました。
30~40分ぐらいでツアーが終了。
フェリーに乗って港を目指します。
最後にまさに軍艦のように島を撮影できました。
軍艦島コンシェルジュではスタンプを貯めると
無料で乗船できるようになります。
有効期限はなしとのことなので、
観光コースが広がったら利用したいと思いました。
軍艦島ツアー再開は3月21日から
2019年9月22日の台風17号による損壊のため、
軍艦島ツアーは中止となっていましたが、
3月21日からツアーが再開されます。
軍艦島は建屋が風雨に晒されているので、
いつまでもきれいに見られるとは限りません。
失くなる前に軍艦島を観光しておきましょう。
今回の記事が少しでも参考になるとうれしいです。