こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
アンコール遺跡群には多くの遺跡があります。
この日の午前中はアンコール遺跡群の中でも有名な
アンコール・トムを中心に観光しました。
文章が長く、写真34枚と多いですが、
どうぞお付き合いください。
朝から優雅な一時
2017年9月21日(木)
JTBのパッケージツアーのため、ホテル朝食付き。
バイキング形式だったので、色々食べました。
米粉を使った麺をその場で調理してくれます。
ガイドさんのお迎え時間まで間があったので、
ホテルのプールで涼みます。
すごく贅沢してる。
先進国ではとでもない額になりますが、
途上国だと格安でリゾートホテルが利用できます。
ガイドさんによる観光案内
ガイドさんが車でお迎え。
アンコール遺跡群を見るため、
まずは入場チケットを購入しに行きます。
JTBのパッケージツアーでは、
入場チケット込みでの申込みとなるので、
現地では追加支払いはしていません。
象が当たり前のようにいます。
ちなみに「アンコール・トム」とは、
城砦、寺院などから成る都市遺跡を指します。
アンコール・トム遺跡の第一弾は南大門です。
もうこの時点ですごい!
橋の欄干にはヒンドゥー教における天地創造の話
「乳海攪拌」を模した彫刻があります。
こちらはナーガを引っ張る神々たち。
神々の顔にある小さな灰色の穴。
これはカンボジアの内戦での銃弾の跡を埋めたものです。
こんな偉大な遺跡に銃を放つなんて。。。
反対側は悪魔です。
南側にある橋の欄干、門は風雨で侵食されてますが、
北側の保存状態は良好でした。
次にアンコール・トムの中心であるバイヨン寺院に向かいます。
一旦、木々の写真を見てリセット。
南大門の時点で大きいと思っていたましたが、
バイヨン寺院はさらに大規模です。
次から写真を4連続で掲載します。
あまりの荘厳さに言葉が見つかりません。
遺跡の大きさと四面仏顔像の笑顔。
世界にはこんな素晴らしいものが現存していることに
とても感動しました。
ガイドさんに記念撮影してもらいました。
バイヨン寺院を訪れた証跡を残せたのが嬉しいです。
アンコール・トムのレリーフには、
貴族や庶民の暮らしを題材にしたものが多く見られます。
美しい女神(デヴァター)も至る所で見ることができます。
四面仏顔像とは違った神々しさを感じます。
アンコール・ワットの約100年後、
12世紀後半から13世紀にかけてアンコール・トムが作られましたが、
バイヨン寺院が建てられた意義などはわかっていないとのことです。
バイヨン寺院は本当に素晴らしかったです。
それにしても、アンコール遺跡群の木々は背が高い。
バイヨン寺院の後は、バプーオン、ピミアナカス、
象のテラスと案内されました。
自然が多いアンコール・トム。
もともとは大都市でしたが、戦争を機に400年もの間
都を捨てたことで木々が生い茂るようになりました。
午前中の観光は以上で終わり。
ホテル休憩を挟んでからはアンコール・ワット観光です。
途上国はあらゆる値上げが進む
2017年2月にアンコール遺跡群の入場料が大幅に値上げされました。
1日券 20→37ドル
3日券 40→62ドル
7日券 60→72ドル
1日での観光は到底ムリ。
3日券以上を購入する形となるのですが、
これはエジプトの3大ピラミッドより高い入場料です。
カンボジアは東南アジアでも貧しい国の1つなので、
アンコール・ワットは貴重な収入源です。
これ以上の値上げもないとは言えないので、
興味のある方は早めの訪問をおすすめします。
今回の記事が少しでも参考になるとうれしいです。